色付けレールロード

第一回「人相武線」

2018年04月07日分。2018年04月11日公開。

舞台は総武線千葉~三鷹間。千葉駅で描かれた似顔絵を元に、その模写を各駅の駅前にいる人に描いてもらう。

裏話を監督の月夜野氏にインタビューしてみました(インタビューアー:幅さん)。 

月夜野:最初の企画案では別のことをやる予定だったんです

 

 幅 :どんな内容だったんですか??

 

月夜野:「E231系900番台が来るまで千葉に帰れない」というものでした。

 

 幅 :E231系900番台という車両があるんですか。

 

月夜野:E231系が本格導入される前に1編成だけ導入された車両です。見た目は他の車両とあまり変わらないのですが、千葉側の電動車に関しては加速時の音が異なります。

 

 幅 :企画を変更した理由は??

 

月夜野:E231系900番台が来たとしても、他の車両との違いがよくわからない、という意見をいただきそうな予感がしたからです。よほどのマニアでない限り、違いを見分けるのは難しいと思います。

 

 幅 :その企画から似顔絵の企画になったのはどんな経緯があったんですか??

 

月夜野:似顔絵の話は私が提案したんです。「イラストしりとり」ってあるじゃないですか。

 

 幅 :ええ。

 

月夜野:単純にイラストしりとりを千葉から三鷹にかけてするよりも、「前の人が描いた似顔絵を模写して、次の人に描いてもらう」にした方が面白そうと思ったんですよ。

 

 幅 :確かに、千葉から三鷹までの区間にはたくさんの駅がありますし、最初と最後では全然顔が違いそうですもんね。

 

月夜野:それで、スタート地点の千葉駅では高野さんという人をプロの似顔絵師に描いてもらったんです。

 

 幅 :最初はプロに頼んだんですね。

 

月夜野:でも、次の西千葉駅からは駅前を歩いていた素人に頼んでいるんですよ。

 

 幅 :プロの似顔絵を模写するのは難しそうですね。

 

月夜野:その方には20分くらいかけて描いてもらいました。

 

 幅 :最後の方とか、時間が厳しくなったんじゃないんですか??

 

月夜野:市川を過ぎて東京都に入ったあたりから、「ペース上げていこう」ということになり、10分の制限時間を設けました。

 

 幅 :それは最初の予定ではなかった??

 

月夜野:はい。いくら電車の本数が多いとはいえ、一駅ごとに20分も時間かけていられないですからね。それと新しいルールとして「絵のヒントを3つまで聞ける」を追加しました。

 

 幅 :結構臨機応変に内容を変えていくんですね。

 

月夜野:本当はきっちり計画を立ててやるべきだとは思うのですが、別の仕事が忙しくてなかなかきっちりとした計画を立てられない。そうなると、どうしても不都合が生じたときに計画変更をしなければならないんです。

あとは、行き当たりばったりのプランが結構好きで、それを楽しんでいるという理由もありますね。

 

 幅 :途中駅で描いた人の中で一番絵がうまかった人はどこの駅の人でした??

 

月夜野:秋葉原でしたね。両国あたりでもう棒人間みたいな似顔絵になっていたんですけど、凄い勢いで絵を描く人がいて、急にアニメ顔みたいになりました。

 

 幅 :高野さんやスタート時に描いた似顔絵師の方は、ゴールの三鷹駅での似顔絵にどんな反応を示していましたか。

 

月夜野:「顔って、こんなに変わるんだ」とおっしゃってました。途中経過とか見ると、「ここの駅の人凄い頑張ったな」ってのがはっきりとわかるんです。でも、上手く描けなかった人という人もできる範囲で上手く描いていて、本当に皆さんに感謝しています。

次回予告「千葉→高崎間伝言ゲーム」

高崎の友人に伝言を頼まれた佐々木には、時間がなかった。

そこで、途中駅で他の人に伝言を頼んだ。

果たして、高崎に伝言が届くころ、どんなメッセージに変化しているだろうか。


※当ページの内容はフィクションです。

当ページ最終更新日 2018年06月24日

当ページ公開開始日 2018年04月11日